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今日の疑問~薬の効用~

昨日に引き続き、薬の話になりますが、SSを利用されているMさんが2週間ほど前からメマリーという認知症のお薬を飲み始めた。

そのせいからか最近活気がある。

活気が出てきたということであれば、万々歳であるが

ちょっとした問題が起こっている。それは、活気がありすぎて、机を叩いたり、人を蹴ろうとされたたりされる。

以前からも、机を叩くという行為は見られたが、以前の倍ぐらいの力で叩かれる為、周りがいつ怒り出すかとひやひやさせられる。

しかも、Mさんは職員が止めに入っても、認識ができずやめようとされない。

活気が出ることはいいことであるが、それでもし人を蹴ってしまえば、利用中止ということにもなりかねない。

これは、いいことなのか悪いことなのか。また介護の難しさを感じました。
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今日の喜~薬の上手な活用~ 

今日はバイトでグループホームで働きました。

月に6回程度しか入っていない為、約1週間ぶりの勤務。

そこで驚いたことがありました。

介護拒否が強いAさんが今日は笑顔があり、落ち着いておられる。

今までは、食事の声かけをしても「ほっといてーな!!!」と大声で叫ばれていた。

でも、今日は声かけをすると、笑顔で「ありがとう。」

何があったのと思い、主任に聞いてみると、おとといから「抑肝散」という漢方薬を始めたということであった。

あんなAさんの姿が見れてうれしかった。

僕自身は、あくまで薬に頼らずやりたいという思いがあるが、あんなAさんの笑顔を見ていると薬もうまく活用することもその方の為になるのかなと思いました。

これもまた介護の難しさだなと感じました。

今日の哀~集団生活の難しさ~ 

介護職から「Mさんが騒いではるからちょっと見に来て。」と言われた為、上にあがると、Mさんは手を叩いたり、大きな声で「お~」と声を出しておられた。

最初見たときは楽しそうされておらていると感じていたが、話かけてもやめようとされず、その状態が5分以上。

呼ばれた理由がなんとなく分かってきた。僕を呼んだ職員と話をすると、

「あういう状態では、他のご入居者様にも迷惑になるし、もう少し利用を減らした方がいいのではないか。」ということであった。

Mさんは、主介護者が奥様で、まさしくよく言われる老々介護というやつである。

ニーズがある以上、僕としては利用を減らすことはできない。でも、介護職に負担をかけることで、他のご入居者様にも迷惑をかけてしまう。

集団生活の難しさを改めて感じさせられた。

今後のことについては、もう一度しっかりと話し合い検討していこうと思う。

今日の楽~高齢者はほめ上手~

今日は、月に一回の書道クラブがありました。

ボランティアで書道の先生が来て教えてくれます。

今日の参加者は10名で、各々のペースで書き出されました。

すごい集中力で手で長さを測りながらじっくり書かれる方や、30秒ぐらいで「次どれや。」と言われる方、全く字を書かずに絵を書いておられる方など、それぞれが自分の好きなように書いておられました。

それはそれで、個性的でおもしろかった。

僕も、ご入居者様に「書いてみ。」と言われ、「青空」と書くが全然うまくいかず。

でも、ご入居者様からは「上手やで。」と優しい一言。

さすが、長い人生が渡り歩いてきただけあって、人をいい気分にするのがうまい。

今日は、そんなこんなで楽しい一日を送ることができました。

今日の哀~生きがいを奪う?~

今日は施設に、O様の家族様が面会に来られました。

O様は施設に長期で入所されており、旦那様もショートステイを利用されています。

その旦那様は7月にあるお祭りの役員をずっとやられおり、何十年も役員をやってこられた。

その為、祭りの準備をはじめる7月初めから祭りが終わる7月下旬まで、ショートステイの利用をされないということになっていた。

しかし、今年は認知症が進行してきたこともあり、役員から外れたという話を、今日家族様より聞いた。
また、ショートステイを利用もお願いしますということであった。

ショートステイを利用することで、地元のお祭りの準備には絶対にいけなくなってしまう為、生きがいをとってしまようで複雑な気持ちになった。

さらに、今まで、その祭りの話を何回も聞いており、今年も頑張るということを聞いていただけに悲しい気持ちにもなった。

年をとり、認知症が進み、役割が少なくなっていく。こうしてどんどん認知症が進んでしまうんではないかと思うと、なんとか、祭りの役員を続けることができないのかなぁと思った。

介護保険のサービスでは、祭りの準備をする時の付き添いはできない。

こういう、生きがいとしてることを続けていけるような、制度になればなと思う。

今日の疑問~ショートステイ新規申し込み~

ショートステイの新規の申し込みがFAXで届きました。

資料に目を通すと特記事項に「末期癌で宣告日は過ぎており、介護の負担が増大している。」と書いてありました。

ここで、このような方をショートステイで受け入れていいものか疑問に感じました。

どのような方であっても、受け入れるべきということは分かるのだが信頼関係がない中で、終末期にはいっている方を受け入れることで、本人様も介護職も家族様も不安があるのではないかと思った。

今まで、頑張って家で家族が見ていたのであれば、最後まで他のサービスを利用しながら、家にいるということも一つの手ではないだろうか。

もう少し詳しくケアマネに聞くこととか、介護職、看護師と相談し考えていきたいと思う。

自分が介護職を選んだわけ

私が介護職になった理由は、志望していた大学に落ちて、入るつもりのなかった大学に合格したのがきっかけでした。

最初は、福祉について、ほとんど興味がありませんでした。でも、福祉について学んでいくうちに、漠然とあった、自分が就きたい職業と介護職が近いことに気がつきました。

「人と接する仕事」「人の役に立つ仕事」「社会に貢献できる仕事」がしたい考えていた。

本当に奇跡的にこんなにピッタリの職業に出会うことができたのです。

今では、この仕事が自分の天職ではないかと思っています。

大学を卒業し、この世界に入って2年と3ヶ月。

しんどい時、楽しい時、悲しい時、うれしい時、日々様々な感情の中で、介護のすばらしさを実感しています。

このブログが、自分の成長の糧になり、多くの人に共感してもらえるようなものになればと思います。
プロフィール

helpman

Author:helpman
現在グループホームで介護職員をしています。職場では、毎日色々なことがあり、刺激を受けながら仕事に励んでいます。もっともっと成長して、高齢者の生きがいを作れるような人間になりたいと思います。

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